もうSSLの勢いを止めることはできません

経済活動を支えているのは金融のインフラなのですから、おのずから金融の勉強もできるようになるわけです。 ふだん付き合っている会社が、いい会社なのか悪い会社なのかは、仕事を通じてわかるはずです。
財務分析だけが投資の勉強ではありません。 あなたは毎日のように、ほかの会社とも付き合っているはずです。
そうであれば、その会社のマネジメントはどうか、何で収益を上げているのかを、仕事を通じて分析していけばいい。 それは、毎日投資の訓練をしていることと同じなのです。
わたし自身のケースでもそうでした。 わたしは日本銀行に勤務していた時代、金融に関する知識だけは誰にも負けまいと誓って、すべての努力をそのことに費やしてきました。
仕事で与えられた課題はもとより、企業を分析すれば会計の知識が必要だということに気付き、自己流で会計の勉強に取り組みます。 会計は勉強を深めていくと、税務との関わりが色濃く出てきますから、税体系の学習にも時間を割かねばなりません。
そのうち法律問題にも出合います。 商法や民法、そして証券取引法など各種の法律を読み解く一方で、マーケットで日々繰り広げられる取引のドラマにも魅せられていきました。

経済学のマクロ理論やミクロ理論は当たり前の常識として身につけながらも、その論理通りにいかない人間行動や企業行動の摩詞不思議さを間近で見る機会に恵まれましたし、数多くの金融マンとできる限り会うように心がけました。 デリバティブや証券化など金融技術の最先端を追いかけ、それらをマネジメントするためのリスク管理やコンプライアンス(法令遵守)を学びました。
内部管理を極めようとすれば、内部統制や内部監査の理論を勉強せねばならず、自然と2ポレートガバナンスの議論を深めることになっていきます。 その中で、組織論と人間心理の関係や経営学にも関心は自然と広がっていきました。
そして、それぞれの学問や理論が実務の中で多角的に融合していることを自分なりに学んでいったのです。 わたしは何の資格も持っていません。
しかし金融に関する事柄であれば、かなりの自信を持ってコメントできるようになりました。 そういった知識が、わたしが起業する際の原動力になったのです。
わたしがしてきたことは、常に120%の力を現在の仕事に注ぎ込むことだけ。 しかし、そうする間に関心の領域は広がり、自分なりの洞察は深まっていきました。
仕事を極めることが、現在のわたしの能力を形成したのです。

SSL情報の活性化が、SSLユーザーの拡大を図るために大きな力になると期待されている。